たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ベルリオーズ 幻想交響曲:ミトロプーロス / ニューヨークフィル(1957)

ベルリオーズ:幻想交響曲&ドビュッシー:海

演奏 ディミトリ・ミトロプーロス/ニューヨークフィルハーモニー
(Dimitris Mitropoulos/New York Philharmonic)
録音 CBS / 1957 / Stereo
演奏時間 13:44 6:31 14:53 5:09 10:23 合計: 50:40

冷静な怖さ

ミトロプーロスの数少ないステレオ録音です。
全体的に冷静に、インテンポで楽譜通りに音楽が奏でられます。丁寧に音をつないでいきますが、3楽章なんかは意外に歌います。
4楽章以降も冷静でヒタヒタ進む感じで、冷静さが却って怖さを感じる様な演奏です。
この演奏は、5楽章の鐘にピアノを合わせていますが、やっぱりピアノ合わせる演奏は低音が効いて良いです!
ニューヨークフィルの低弦はゴリゴリとして良いですね。

録音がステレオ初期の左右が極端に分かれて、中心が抜けちゃった様な音で聴きづらいのが惜しい。

評価

評 価 ★★☆ 冷静でインテンポで怖い、鐘とピアノ重ねるのは◯
録 音 ★☆☆ 左右分離しすぎて聴き辛い