たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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メンデルスゾーン 交響曲第2番「讃歌」ファイ / ハイデルベルク響(2009)

メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調Op.52「讃歌」 (Mendelssohn : Symphony No. 2 Lobgesang / Fey)

演奏 トーマス・ファイ/ハイデルベルク交響楽団
(Thomas Fey/Heidelberger Sinfoniker)
録音 HAENSSLER / 2009 / Stereo
演奏時間 23:00 6:30 2:47 1:50 4:50 4:01 4:28 5:31 4:30 5:23 合計: 62:49


ファイらしい切れのあるスッキリとした演奏

ファイのメンデルスゾーンです。
ファイは、メンデルスゾーンの弦楽の為の交響曲と、通常の交響曲録音していますね。

メンデルスゾーンシューマンと並んで好きな作曲家です。
中でも交響曲第2番「讃歌」は、前半が管弦楽のみの楽章で、4以降が声楽付きの楽章、演奏時間も1時間超えの規模の大きな立派な曲です。

交響曲で声楽付きだと、ベートーベンの第9番と同じですが、演奏(声楽)の難しさは数段上の様です。*1
声楽付きの楽章は、詩篇からの歌詞の曲で、とても表情豊かで聞き応えがあります。

しかし何故人気があまり無いのか解せない曲。冒頭の主題もキャッチーで、とても親しみやすい。リートは苦手な私ですが、この曲はとても聴きやすいので大丈夫。

ファイの演奏は、速めのテンポでキビキビとメリハリつけて進みますが、シューマンの2番ほど打ち込み厳しくすることなく、比較的おとなしいですが、第1楽章は、フレーズは短く切られ前へ前へとテンポよく進みます。

後半の声楽部分もメリハリ良くなかなか劇的。
ハイデルベルグ響は、弦はモダン、菅はピリオドらしいですが、スッキリとした響きで良いですね。

再度まで一気に聴き通せます。もっとみなさんに聴いてもらいたい楽曲ですね。

評価

評 価 ★★★ スッキリキビキビとして聞きやすい
レア度 ★★☆ まだまだ大丈夫そう

*1:個人的に年末ベトベンの第9演奏するくらいなら、メンデルスゾーン演奏して欲しいといつも思っていますw