たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ワーグナー トリスタンとイゾルデ (アルノー編曲室内楽版) : アンサンブル・カルペ・ディエム(2006)

Wagner: Tristan Et Iseult

演奏 アンサンブル・カルペ・ディエム / クリスティーヌ・シュヴェツェール(S) / ランベール・ウィルソン(Na)
(Ensemble Carpe diem / Christine Schweitzer(S) / Lambert Wilson(Na))
録音 Indesens / 2006 / Stereo
演奏時間 9:26 3:25 3:24 1:41 5:27 2:52 5:41 1:41 4:00 3:12 2:55 2:09 0:59 6:11 合計: 53:03


1時間でトリスタンの世界へどっぷり

ワーグナートリスタンとイゾルデを、イゾルデの歌と中心に室内楽にアレンジし、ドイツ語の歌とフランス語のナレーションと組み合わせで、ジャン=ピエール・アルノー*1が編曲した版のアルバムです。

なんとナレーションは、フランスの俳優、ランベール・ウィルソン*2さん!

ワーグナーに興味はあっても、楽劇聴き通すのは根気?が要りますし、なにより時間がかかりすぎちゃいますが、このアルバムなら1時間弱です。

編曲も良くて、室内楽版という物足りなさは感じず、むしろこちらの方が心地よいとさえ思えます。

私は、通常ナレーションやリートは苦手な方なのですが、ウィルソンさんのナレーションは全く邪魔にならず、むしろこの編曲では曲と相まって、とても良い雰囲気を出しています。

主宰者のアルノーコーラングレ奏者ということで、随所に良い演奏を聴かせていますね。

追伸
この団体、魔笛なども編曲して上演していたりするので、一部youtubeで見ましたが、良かったです。ぜひ録音してほしいのですが、最近とんと活動していない感じで残念です…

評価

評 価 ★★★ フランス語は歌の様ですね~
レア度 ★☆☆ なぜか廃盤、勿体無い…

やっぱり録音の評価は要らないけかも?

*1:アンサンブル・カルペ・ディエム主宰者

*2:マトリックスのメロヴィンジアン役の俳優さん