演奏 | カルロス・クライバー/ クリストフ・エッシェンバッハ / プラハ交響楽団 ( Carlos Kleiber / Christoph Eschenbach(Pf) / Prague Symphony Orchestra |
---|---|
録音 | RADIO SERVIS / 1968Ⓛ / Stereo |
演奏時間 | 14:48 5:34 9:25 合計: 29:47 |
なんと!カルロス・クライバーの振るシューマン!
カルロス・クライバーが振るシューマンです!初出ですよ!
1968年プラハの春音楽祭ライヴ録音だそうです。海賊版含め出てないんじゃないかなこの演奏。
カルロス・クライバーはご多分にもれず大好きな指揮者で、過去は色々と集めてました。とはいっても私はオペラ系が苦手なので、似た演目のものが多いですが(汗)
大好きなシューマンのピアノ協奏曲を振ったライブがCDでリリースされるなんで思いもよりませんでした。(ただ、カルロス・クライバーにシューマンは合わないだろうなぁ〜と思っていたので不安を感じますが)
ソリストがエッシェンバッハなので、更に不安。私はこの人で感動した事ないのですよね。指揮でもピアノでも。
さて演奏ですが、不安が的中してカルロス・クライバーの悪い方の面が出ているかと。気乗りしてない(迷っている?)感じでセカセカした印象(ベトヴェンの田園の印象に近い感じ)クライバーとクレジットがなかったら、どうなんでしょ?
エッシェンバッハもかっ飛ばして、録音の印象も相まって常に前のめりな印象で、打鍵も強くてガサツに感じられて残念ながら私の好みの演奏では…(こういうバリバリ弾く演奏が好きな方には合っているかと)
録音も印象悪くしている要因かと思います。
ピアノの音が大きすぎてオケの音が遠くて丸くて細部がよく聴こえない感じです。
カルロス・クライバーは、マーラーの大地の歌でもピンときませんでしたが、やっぱり心象が反映された曲はちょっと合わない感じですね。古典派やオペラではあれだけ素晴らしい演奏しているのに…