たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

当ブログはアルバムの紹介画像に一部アフィリエイト広告を利用しています

ロッシーニ 小荘厳ミサ曲 : クリード/ RIAS室内合唱団他(2001)

Gioacchino Rossini: Petite Messe Solennelle

演奏 マルクスクリード/RIAS室内合唱団/フィリップ・メイヤーズ(Pf)/フィリップ・モル(Pf)/諸岡涼子(harm)
(Marcus Creed/RIAS Kammerchor/Philip Mayers(Pf)/Phillip Moll (Pf)/Ryoko Morooka(harm)
録音 Harmonia Mundi / 2001 / Stereo
演奏時間 合計:


ロッシーニの晩年のミサ曲

イタリアのモーツァルトと称された、ロッシーニの小荘厳ミサ曲です。
この曲は編成が変わっていて、2台のピアノ、1台のハルモニウム、4人のソリストと8人の合唱というとても小さな編成でのミサ曲となっています。
管弦楽版もありますが、私はこの小編成のオリジナルの版が好きで良く聞いています。(管弦楽版の方がオリジナルという説もありますね)

オペラ作曲家だったロッシーニらしい、全編メロディアスで明るく、歌に溢れた曲になっています。
ハルモニウムとピアノという編成も良い素朴で良いです。どちらの楽器も当時のオリジナル楽器を使用しているようで、ちょっと燻んだ渋い音色が良いですね。

ハルモニウムは日本人の諸岡さんが弾かれています。

合唱も少人数かつプロの合唱上手く清廉、小さい教会で演奏しているような印象でとても良いです。
わたしゃリート苦手なのですが、この曲は気持ちよく聴いていられます。
ハルモニアムンディらしい、自然な録音でこれも良いですね。

評価

評 価 ★★★ ロッシーニらしい歌心溢れる素朴なミサ曲
レア度 ★☆☆ ディアパゾンから再発売されましたね