たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

当ブログはアルバムの紹介画像に一部アフィリエイト広告を利用しています

シューベルト 交響曲9(8)番グレイト : ケンペ / ミュンヘンフィル(1968)

シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」&R.シュトラウス:メタモルフォーゼン(期間生産限定盤)

演奏 ルドルフ・ケンペ/ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団
(Rudolf Kempe/Munich Philharmonic)
録音 SMJ / 1968 / Stereo
演奏時間 13:22 13:46 10:02 10:58 合計: 48:08


天国的な長さな曲の、速いテンポでマッチョな演奏

いままで作曲家が被らない様に更新してきましたが、せっかくの?年末なので第9特集してみようと思います。
第1弾はシューベルト交響曲第9番「グレイト」です。今は9番というより8番となっているみたいですね。

この曲は生前初演されず、シューベルトが無くなったあとシューマンが発見して、メンデルスゾーンが初演したという曲で、シューマン曰く「天国的な長さ」と激賞しておりますね。

シューベルト好きな私ですが、この曲は実は苦手でして、どうにも途中で飽きてきちゃうのです。
なのでゆったりとしてテンポで長閑な演奏だと聴いていられないので、テンポの速いマッチョな演奏が好みです。

ケンぺは地味ながら、堅実な音作りをする印象ですが、ここでもシューベルトといっても歌に重点を置かず、交響曲らしくがっしりとした演奏をしています。

響きも硬めでマッチョな感じです。従来のこの曲をお好きな方には、ちょっと向かないかもしれません。

それでも私にとってこの曲は、再度まで聴くのは厳しいなぁ〜という感じです。
色々な仕掛けが聴こえたり、新たな発見ができたりすると飽きないで聴いていられるのかもしれません。

そういう意味ではグザヴィエ・ロトが振ってくれたりしたらまた感じ方が変わるかもしれませんね。

評価

評 価 ★★☆ この演奏でもやっぱり冗長に聞こえちゃいます
レア後 ★★☆ 少し探すの大変になってきた?