演奏 | トーマス・ファイ/ハイデルベルク交響楽団 (Thomas Fey/Heidelberger Sinfoniker) |
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録音 | HAENSSLER / 2008 / Stereo |
演奏時間 | 11:03 7:34 3:11 8:53 合計: 30:41 |
メンデルスゾーンの隠れた交響曲
年末第9特集第8弾、今回は変化球*1メンデルスゾーンの弦楽のための交響曲第9番 です。メンデルスゾーンがなんと14歳の時の作品です。
主に家族内で楽しむ為に、本格的な交響曲の習作として書かれていた様ですが、演奏時間30分前後の4楽章の堂々とした曲です。
1楽章序奏は意外にも、重厚な感じですが、主題にはいるとメンデルスゾーンらしい明るく軽やかな曲調に。池辺 晋一郎曰く「歌うアレグロ」がまさに、ピッタリ。
2楽章は、爽やかなアンダンテ
3楽章は、スケルツォ、こちらもウキウキスキップしちゃいそうな明るいスケルツォ。中間部はちょっと一休み。
4楽章は、アレグロですが、1楽章よりちょっとテンポが速く、無挙動な感じもありなかなか充実していると思います。
ファイは、ピリオドアプローチで、切れよく、爽やかに、軽やかに演奏していて、実に良いです。生き生きしています。