演奏 | エイドリアン・ボールト / ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 (Adrian Boult / London Philharmonic Orchestra) |
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録音 | Warner /1969 / Stereo |
演奏時間 | 9:17 7:51 5:40 12:08 合計: 34:56 |
86歳の作曲とは思えない曲
年末第9特集第11弾、手持ちが無くなったので、サブスクからのご紹介(あまり聴きこんでいないのであしからず)
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの交響曲第9番です。
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(1872/10/12-1958/8/26)はイギリスの作曲家で、日本での人気はいまいちですが、英国ではエルガーに並ぶ人気の様ですね。
交響曲第9番初演4ヶ月後に86歳で亡くなられている様です。
第1楽章、じわじわと怪しげな雰囲気で開始、ちょっと盛り上がって、静かになりますが、やっぱりちょっと怪しげで暗め。ショスタコの様な明るく暗い感じじゃなくて、ちょっとじめっとした感じ。思ったより聴きやすいけど、ニールセンや後期シベリウス聴ける位の耐性ないと厳しいかも?
最後は静かに終わります。
第2楽章、最初管楽器がメインで悲しげに始まります。途中ハープなんかも出てきますが、儚げな感じです。急に賑やかになりますが、空虚な感じ。
第3楽章、サックスがメインでできたり、木琴が出たり、中々賑やかで良い。
第4楽章、再び元で静かに始まります。しばらく穏やかな曲調で綺麗。途中盛り上がったりしっとりしたりして、強奏からディミニエンド?して終わります。
86歳の作曲とは思えない感じで枯れている感じはなく、なかなかよかったです。ボールトの指揮は、流石という感じです。
サブスクって便利なんですけど、どうも耳に馴染むまで何度も聴いてみるという事が薄くなってしまいますね。アルバム買う方が性にあっているかな〜自分には。
サブスク楽曲の管理面倒ですしね。
評価
評 価 | ★★☆ | 晦渋でとっつき憎いかもしれませんが中々よい |
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レア度 | ☆☆☆ | 中古でも新品でもまだOK |
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