たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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フォーレ レクイエム(マルク・リゴディエール校訂版 1893年稿?): クレオバリー / エイジ・オブ・エンライトゥンメント管(2014)

Faure: Requiem/Cantique De Jea

演奏 ティーヴン・クレオバリー / エイジ・オブ・エンライトゥンメント管弦楽団
(Stephen Cleobury / Orchestra of the Age of Enlightenment)
録音 King's College / 2014 / Stereo
演奏時間 1:34 3:54 2:50 3:10 3:03 5:20 4:48 合計: 24:39


レクイエム(鎮魂歌)らしい清楚で美しい曲と演奏

気がついたらフォーレも書いてませんでしたね。といってフォーレはレクイエム位しかしらず…それも通常聴かれる管弦楽版は持っていなくて、この初期の小編成の版のものしか持っていないという偏りです。

ミサ曲やレクイエムって教会で演奏する曲ですから、大管弦楽の編成って本来の目的とチョット違っちゃっている気がしています。

そういう意味ではベルリオーズのレクイエムは変人の面目躍如ですねw

この演奏は、合唱も小編成でまさしく教会で慎ましやかに演奏されるようなスタイルとなっています。
フォーレのレクイエムは、ヴェルディモーツァルトとは違って怒りの日(ディエス・イレ)の激しい部分もなく、まさしく鎮魂歌なイメージの曲となっていて良いです〜

冒頭のオルガンから厳かな雰囲気で合唱となりますが、小編成でとても綺麗です。決して荒れる事なく厳かな雰囲気を保って最後まで進みます。
ブルックナーの初期のミサ曲や、ハイドンのオルガンミサもそうでが、こういう小編成の方がより身近に感じられて良いですね。

サンクトゥスは素晴らしく美しくて癒されます。最後のバイオリンソロも良い!
録音も済んだ空気の感じがよく出ていて良い感じです。

評価

評 価 ★★★ 美しくて癒されます、ある意味鎮魂歌らしい曲と演奏
レア度 ☆☆☆ 新品でも入手可