たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ドヴォルザーク 交響曲第9番 新世界より : ベーム / ウィーンフィル(1978L)

ベーム ドヴォルザーク交響曲第9番 新世界より

演奏 カール・ベーム / ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(Karl Böhm / Vienna Philharmonic Orchestra)
録音 ANF / 1978Ⓛ / Stereo
演奏時間 9:10 11:55 7:49 11:17 合計: 40:11


ベームの別人のような新世界よりライブ

最近手に入れたCDのご紹介。
ベーム指揮、ウィーンフィルドヴォルザーク 交響曲第9番 新世界より です。

1978ザルツブルグ音楽祭のライブとのこと。ベームは同年DGでスタジオ録音していますが、これが全然違っていて面白いですね。

巷での評価も真っ二つに分かれていて、面白いです。*1

ベームはあまり縁のない指揮者ですが、このライブはとても良いです。
スピーディーでライブならではの緊張感があり音に張りがあります。

スタジオ 9:56 / 13:28 / 8:33 / 12:04
ライブ 9:10 / 11:55 / 7:49 / 11:17
参考(マゼール)11:24 / 10:36 / 7:10 / 10:04

ボヘミアっぽいローカルな感じは薄いですが、素朴な感じで伸びやかでオケの音がとても良くてうっとりしちゃいます。
第2楽章はゆったりめですが、密やかで暖かい夕暮れの田園風景をみているよう。
第3楽章も、田舎ぽい感じは皆無ですが、体感的にスピーディーでメリハリがあります。
第4楽章も早めのテンポで畳み掛けてぐいぐい。時折のぞく木管が◯
ウィーンフィルはライブでも乱れず音色が魅力的ですね〜

というわけで、偶然手に入ったベームのライブですが、めちゃくちゃよかったです。やっぱりベームはライブの人なんですね。

評価

評 価 ★★★ ベーム見直しました、オケの音色も素晴らしく良いです
レア度 ☆☆☆ 稀にメルカリやヤフオクにでていますね

*1:つくづく演奏の評価って個人の好みがモロに反映されていますね