演奏 | エイドリアン・ボールト/ロンドンフィルハーモニー管弦楽団 (Adrian Boult / London Philharmonic Orchestra) |
---|---|
録音 | Waner / 1979 / Stereo |
演奏時間 | 8:01 7:26 3:48 7:59 8:21 6:26 6:24 合計: 48:25 |
初演者ボールトの安心の惑星
久々のクラシックブログ更新。釣りブログの方ばかり書いててこちらがなかなか更新できませんでした。
グスタブ・ホルスト(1874/9/21 - 1934/5/25)もまだ書いてませんでしたね。うっかし。
みんなが知っているホルストの惑星、とはいっても木星だけが突出して有名ですが。
ボールト指揮の惑星です。もう名盤として大変評判の高い盤ですね。
ボールトはこの曲を初演しており、大変得意にしていた様で5回も録音しているそうです。
わたしは、お国物、民族ものはその土地や民族出身の演奏家にやはり、一日之長みたいな感覚があるかと思っています。ボールトはそういった意味ではまさにピッタリ。
ボールトの演奏は、派手一辺倒ではなく、微妙な表情付がうまくて隅々まで目が行き届いているような安心感があります。
火星のゆったりとした冒頭からのじわじわと加速するところとか、
ペットが5拍子で刻むところとか上手いです。
バリバリやる演奏とは違うので、物足りない人もいるかも?です。
金星のひそやかな感じも良い。水星も戯けすぎず良い塩梅。
一番有名な木星、少しゆったりとした開始で次の主題?ではじわっと加速、ホルンがでてくると少しテンポ落とし、緩急が上手いですね。有名な中間部は意外にインテンポでサラッと。
演奏効果的な派手さは控えめですが、効かせ上手な演奏で、何度聞いても飽きない演奏かと思います。
しかしロンドンフィルは下手という記事をよくみますが、下手かな〜?十分上手いと思うのだけど…
評価
評 価 | ★★★ | 大定番で私の刷り込みです |
---|---|---|
レア度 | ☆☆☆ | まだ中古でも手に入るかな? |
リンク