たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ベルク ヴァイオリン協奏曲(タルクマン編曲室内楽版):ラーデマッハー(Vn) / リノス・アンサンブル(2009)

マーラー:亡き子をしのぶ歌/ベルク:ヴァイオリン協奏曲、アルテンベルク歌曲集(MAHLER, G.: Kindertotenlieder / BERG, A.: Violin Concerto / 5 Altenberglieder)

演奏 ヴィンフリート・ラーデマッハー(Vn)/リノス・アンサンブル
(Winfried Rademacher(Vn)/Linos Ensemble)
録音 Capriccio / 2009 / Stereo
演奏時間 10:48 15:07 合計: 25:55


初めてベルクの曲が響いた演奏

基本的に私は、12音階や無調の音楽は苦手です。シェーンベルク一派?も苦手な作曲家で、この曲も当初はチンプンカンプンで何が良いのかさっぱりわかりませんでした。

それでも聴いていくうちに馴染んで来る物だと思って、食わず記載はせずに聴く様にしていました。そんなおり、編曲版が出ていて、好きなリノス・アンサンブルの演奏だったので手に入れてみたら、これが実に良かった。

すっと耳に入ってきて初めてこの曲がわかった気がしました。成り立ちを読んで、哀しい曲なのは頭では理解していましたが、心で実感できた印象です。

何がどう良いのかは説明つかないのですが、あえて小編成にする事で、ソロが埋もれず骨格が透けて聴こえるのが良い効果を出しているのかもしれませんね。

評価

評 価 ★★☆ 哀しく苦しい
録 音 ★★☆