相変わらず作業していた、Thorens Exceldaのリペア。何度もギヤ作り直して、まぁこれなら我慢?できるレベルかな?という及第点なところまで漕ぎ着けました。
再生音
及第点?な再生音はこちら
組み上げる前はもっと回転が安定していたのですが、組み上げて何度か再生したら、回転が不安定に…
当初の音が音楽になっていなかったので、かなりマシにはなりましたが、あと一歩という感じですね。
昔のヨレヨレの再生音
回転ムラの原因
回転ムラはやはり、摩耗したギヤが原因でした。
まぁ当たり前ですな。
ギヤの山が30個なので、イラレで12°毎に等間隔で線引いて、ギヤに貼り付けて、山修復したり、現物のガバナー側のギヤを押し付けて、ギヤ作ったり、トライアンドエラー繰り返してきました。
及第点のギヤの修復方法
- ヨレヨレな状態の山を可能な限り谷側を削った状態にします。(フォーク状にする)
- 谷をパテを埋めて、半乾き(固めな粘土)状態の時に、一度組んでガバナー側を回してパテにギヤの跡を付けて硬化させる
- パテに付いた跡を掘って調整しました。
この時、谷の幅を掘りすぎると良くない感じでしたので、付いた跡の幅に合わせて、溝を彫りギヤを作成しました。
まだ微妙に揺れているので、これを何度か繰り返せば精度はあがりそうです。
今後
ひとまず、リペアは一区切りな感じで、針を固定するネジが普通のないますネジでしたので、指で回せる様にパテで頭を付けました。
これで普通に使うことができそうです。
テスト再生で、鉄針無くなっちゃったので、買わなきゃ、サボテン針自作も気になる…
物好きだね〜