たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

当ブログはアルバムの紹介画像に一部アフィリエイト広告を利用しています

ムソルグスキー 展覧会の絵(室内楽版) : アンサンブル・カルペ・ディエム(2010?)


出典: タワーレコード

演奏 アンサンブル・カルペ・ディエム
(Ensamble Carpe Diem)
録音 Hortus / 2010? / Stereo
演奏時間 合計: 30:21


管弦楽に拡大した曲を室内楽に縮小版?

ムソルグスキー作曲の展覧会の絵です。
元々はピアノ曲だった訳ですが、ラヴェルがオーケストラ向けに編曲してそちらの方が有名になっちゃった珍しいパターンです。

こちらのアルバムは、そのラヴェルがオーケストラに拡大した編曲を今度は、室内楽への縮小版の編曲*1となります。

プロムナードから鄙びた感じで実に良い味だしてます、雅楽にも通じつような雅な感じを受けますね。
全体的に、ラヴェル版より色彩感は落ちていて、枯れた感じの寂しさを感じる響きになっています。

はずかしながらピアノ版をちゃんと聞いた事がないので、ラヴェルとこちらのどちらが近いかわかりませんが、個人的にはこちらの方が埃っぽくて、ロシアっぽい気がしますです。

評価

評 価 ★★☆ 雅な感じで良い
レア度 ★★★ 今手に入れるのはかなり難しい

*1:私の大好きな編曲物