たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ドヴォルザーク 交響曲9番 新世界より : マゼール / ベルリン放送響(1966)

Symphonie N?9

演奏 ロリン・マゼール / ベルリン放送交響楽団
(Lorin maazel / Berlin Radio Symphony Orchestra)
録音 Philips / 1966 / Stereo
演奏時間 11:24 10:36 7:10 10:04 合計: 39:14


若きマゼールのかっ飛び新世界

年末第9特集第2弾、ドヴォルザーク交響曲第9番 新世界よりです。この曲もとても人気ですね。皆さんも好きだと思います。
私も好きは好きなのですが、どうもぴったりフィットする演奏に巡り会えずにいます。世評の高いケルテスもピンときませんでした。
ドヴォルザークは、どこか垢抜けない田舎っぽい雰囲気が大切だと思うのですが、チェコ人指揮者もなぜかフィットせずでした。

そんな状態の私が取り上げるが、まだ30代だった頃のマゼールが、ベルリン放送響を振ったドヴォルザーク交響曲第9番 新世界よりです。
マゼールって昔は嫌いでした、時代時代で音楽作りがコロコロ変わって、ポリシーはないんかい!って思っていました。

ある時、マゼールが確信犯でやっている事に気がついて、「まんまと騙された!」となってから好んで聴く様になっています。

この演奏は、余計な事はせず直球勝負な感じで、田舎っぽさ皆無ですが、猛烈なスピードで有無言わす隙なく突っ走る感じです。
変にこねくり回すより、この位シンプルなアプローチの方が良いと感じています。

でも第1楽章の繰り返しは要らないかな…

評価

評 価 ★★☆ スピード感が良い
レア度 ☆☆☆ 中古でもすぐに見つかるかと…