たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ブルックナー 交響曲9番(第4楽章付) : ラトル / ベルリンフィル(2012L)

ブルックナー:交響曲第9番(第4楽章付)補筆完成版

演奏 サイモン・ラトル / ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
(Simo Rattle /Berlin Philharmonic Orchestra)
録音 Waner / 2012Ⓛ / Stereo
演奏時間 23:58 10:57 24:33 22:41 合計: 82:09


ブルックナー9番の補筆完成版

年末第9特集第3弾、ブルックナー交響曲第9番 です。しかも?補筆完成版の4楽章付きです。
熱心なブルックナーファンの方は拒否反応でそうなアルバムですね。ラトルもブルックナーの指揮としては印象が薄い気がします。

わたしは熱心なブルックナー聴きではなくパパヤルヴィのブルックナー五番が好きだったりする変なリスナーですし、補筆完成や編曲物が大好物なので、先入観なく聴いちゃいます。

ラトルは時として考えた演出が、あざとく感じて鼻につく(耳につく?)と感じる事もありますが、このブルックナーではライブという事もあり、自然に聴けています。
神々しいとかそいった雰囲気よりは、地に足を着いた人間らしい音楽というのでしょうか?

肝心の第4楽章ですが、私は面白く聴けました。こんなのブルックナーじゃない!という方もたくさん居そうですが、ほとんどブルックナーが書いた楽譜という事なので、ブルックナーが晩年でも新しい創作意欲があり、先に進もうとしていたと捉える方が自然なのかな?と思います。

音楽は素人ですしスコア見ながら聴く事はしていないので、どこがどうこうは言えないですが…

コーダなどなかなか感動的に感じます。

評価

評 価 ★★☆ 4楽章版では一番好きかも?楽しめます聴けます
レア度 ☆☆☆ ワーナーなので問題なし