たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

当ブログはアルバムの紹介画像に一部アフィリエイト広告を利用しています

ブルックナー 交響曲第4番「ロマンティック」(第1稿) : ロト / ケルン・ギュルツェニヒ管(2021L)

ブルックナー : 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」 / フランソワ=グザヴィエ・ロト、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団 (Bruckner : Symphony No.4 (First Version 1874) / François-Xavier Roth, Gürzenich-Orchester Koln) [CD] [Import] [Live] [日本語帯・解説付]

演奏 フランソワ=グザヴィエ・ロト / ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
( François-Xavier Roth/ Gürzenich-Orchester Koln)
録音 MYRIOS / 2021Ⓛ / Stereo
演奏時間 19:16 19:02 12:43 18:35 合計: 69:36


ロトの腕を持ってしても最後まで聴くのは辛いものがある

またまたブルックナーが続きます。熱心な聴きてじゃないんですが…
ロトのブルックナー第4番の第1稿です。

異稿・編曲・補筆物が大好物なわたしですが、ブルックナーは稿がありすぎてあまり追ってないです。
交響曲第4番ブルックナーの曲の中でも一番聴かない曲かもしれません。初期の交響曲や、第6番が好きなので…

第1稿ですが、かなり違う印象の曲になっています。第1楽章は荒削りながら、爽やかでこちらの方が好ましいと思っちゃいました。初期交響曲ににた印象ですね。ロトも精緻で爽やかな演奏しています。

第2楽章も、流れ的には同じなのですが、メロティー奏でる楽器が変わっていたり、途中からチョット散漫な感じがして途中から飽きてきちゃいました。
第3楽章にいたっては????なんですか?この曲。全く違ういうより全然スケルツォじゃないし、奇妙な曲で支離滅裂に感じて聴いているの辛く…
第4楽章は、第2稿と似ているようでやっぱりなんだか冗長にまとまりない感じを受けます。行くのかとおもったら行かず、第2稿と比べて色々と整理されておらずごった煮状態に感じました。

ロトはこのごちゃっとした曲を、可能な限り整理してスッキリ聴かせようとしているようですが、それでも最後まで聴くのはしんどくかんじました。

私が一番4番を聴かない曲なのもありますが…

怖いもの見たさ(聴きたさ)な奇特な方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

わたしはもう良いかな…

評価

評 価 ☆☆☆ 3番の第1稿と比較してもかなり落ちる気が…
レア度 ☆☆☆ サブスクで試しで聴いた方がよいかも?