演奏 | カール・シューリヒト / パリ・オペラ座管弦楽団 (Carl Adolph Schuricht / Paris Opera Orchestra) |
---|---|
録音 | Denon / 1964 / Stereo |
演奏時間 | 6:45 7:03 3:23 7:46 合計: 24:57 |
生きが良くて爽快なリンツ
やっぱりシューリヒトです。
コンサートホール盤には、リンツが入っていなかったので、別でADES盤を探して購入しました。こちらは親マスターからのCDという事ですが、どこにもライセンス書いてないですね。
リンツはよく聴く曲で、40番や41番より聴いているかもしれません。
全体的な印象はプラハと同じく、快速で生きの良い演奏なのですが、こちらの方がより突き抜けている印象です。
子クライバーと似ていますが、シューリヒトはさらに快速で特に第1楽章は繰り返しもなしなのでチョッパやです。
時間比較 | 第1楽章 | 第2楽章 | 第3楽章 | 第4楽章 |
---|---|---|---|---|
子クライバー | 10:51 | 7:14 | 3:52 | 7:37 |
シューリヒト | 6:45 | 7:03 | 3:23 | 7:46 |
第1楽章は、序奏からして、キリッとして速くて気持ち良い!
あの子クライバーがのんびりと聴こえてしまうくらい速い〜。繰り返しもないのであっという間に終わっちゃいます。
オケの為か音が軽くて明くて良いですね
第2楽章は、一転して穏やかで密やかな始まり。控えめな表情が実に良い。
第3楽章は、少し穏やかな?メヌエット。オーボエソロはウィーンフィルの方が味があるかな?録音の為か少し引っ込んでいる感じ。
第4楽章は、再び快活でキビキビとした演奏。音は軽やかで重たさ皆無。聴いていてとても気分が良いです。
パリ・オペラ座管は、シューリヒトの無茶なスピードによくついて行っていると思いますよ〜
オケの音が軽くて明るくて良いです。
録音はコンサールホールソサエティにしては、まずますです。
ADES盤とコンサートホール盤、同じマスターなはずなのにADES盤の方が、若干クリアで聴きやすい。
マスタリングの違いですかね〜