たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ストラヴィンスキー 兵士の物語 : 斎藤ネコ, 巻上公一, デーモン小暮閣下, 戸川純(1998?)

ストラヴィンスキー:兵士の物語

演奏 斎藤ネコ, 巻上公一, デーモン小暮閣下, 戸川純
録音 EMI / 1998 / Stereo
演奏時間 合計: 1:04:52


ストラヴィンスキーの舞台作品の日本語による演奏

ストラヴィンスキーといえば春祭ですが、それじゃ面白くない?ので、ちょっと捻った兵士の物語のご紹介。

ストラヴィンスキーは塩煎餅みたいな春祭みたいな曲ばかりではなく、麩菓子みたいな気楽な曲もあるよ〜

兵士の物語は、7名という小編成の楽器と語り手、兵士、悪魔と3人の人物が登場する舞台作品で、歌はありません。(リートの苦手な私でもOK)稀に王女も登場するパターンがあるようです。

春祭のようなとっつきにくさはなく、とても聴きやすく耳馴染みの良い曲です。
オペラはじめ舞台作品は内容がわからないと、本当の意味で楽しめないですが、このアルバムは全員日本人でセリフも全て日本語となっているので、話の内容も理解できて楽しく聴けます。

巻上公一が兵士、悪魔がデーモン小暮、語り手が戸川純という個性派揃いでそれぞれ良い味だしていて芸達者です。
斎藤ネコは、クラシック畑ではないですが、それが逆に肩肘はらない気楽な雰囲気だして更に親しみ易いアルバムになっています。


評価

評 価 ★★★ 楽しく聴けます、お子さんでも楽しめます
レア度 ★☆☆ 探せば中古でもまだ見つかるかと

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