たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ブルックナー 交響曲第9番 : シューリヒト / BRSO(1963L)

SINFONIE 9 D-MOLL

演奏 カール・シューリヒト / バイエルン放送交響楽団
(Carl Adolph Schuricht / Bavarian Radio Symphony Orchestra)
録音 ORFED / 1963Ⓛ / Mono
演奏時間 23:54 10:38 22:19 合計: 56:51


ライブの枯淡でないシューリヒトのブル9

シューリヒトは続くよ〜♪
またまたシューリヒトです。シューリヒトのライン聴いてから嵌って色々聴いています。
今回有名なVPOではない、バイエルン放送響とのブル9を購入してみました。

リンクはORFEOのCDですが、わたしはDISQUES REFRAIN のCDを所有しています。

VPO盤は名盤として評価が高く、私もそう思いますが、バイエルン放送響盤はまた別の魅力があって甲乙つけ難いです。

まず、バイエルン放送響らしい骨っぽいゴリっとして音が魅力的です。

個人的にベルリンフィルよりバイエルン放送響が好み

VPO盤だと、均整が取れた比較的おとなしいノーブルな演奏ですが、こちらはライブならではの、強弱緩急が強めで、随所に気合いれたアッチェレランドが決まっています。
スケルツォも激しい!
アダージョは、シューリヒトらしく清廉な響きと激しさの対比、弱音が綺麗ですね〜寂寥感も感じてしみじみしちゃいます。

モノラルなのが惜しいですが、これも擬似ステレオ化して聴いています。

tamahi-channel.hateblo.jp


EMIの正規盤は一応ステレオですし、スタジオ録音らしい端正なスタイルで、甲乙つけがたいですね。

評価

評 価 ★★★ ライブならではの即興的は濃い表現が良い
レア度 ★☆☆ まだまだ手に入ります