たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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チャイコフスキー 交響曲第4番:ロジェストヴェンスキー / レニグラードフィル(1971)

Violin Concerto in D Major

演奏 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー/レニングラードフィルハーモーニー管弦楽団
(Gennady Rozhdestvensky/Leningrad Philharmonic Orchestra)
録音 BBC Radio Classics / 1971Ⓛ / Stereo
演奏時間 17:55 9:33 5:16 8:53 合計: 41:37


ムラヴィンスキーの双璧をなす名演(と思う)

1971年9月のプロムスライブです。ライブでのロジェヴェンの良い所がつまった素晴らしい演奏。
わたしは作曲家の生まれた国の演奏を好む傾向がありますが、ロシア物はその傾向が顕著ですね。加えて私の刷り込みは、1986のマリス・ヤンソンス/レニングラードフィルの来日公演なので、どうしてもレニングラードフィル贔屓になってしまいます。

チャイ4は、ムラヴィンスキーの盤が名盤として定番ですが。こちらも双璧をなす名盤かと思っています。
オケの気迫が凄いし集中力が高く緊張感が伝わってきます。ライブなのに物凄い精度。ムラヴィンが禁欲的で内に向かって凝縮する様な印象ですが、こちらは外に向かって爆発発散する様な印象。

音に張りがあり最終楽章は大爆発、ロジェヴェンもテンション高くオケをドライブしていて、晩年の丁寧な演奏とは全く違うスタイル。
演奏後の会場の熱狂もわかりますね。

評価

評 価 ★★★ 最高です
録 音 ★★☆ BBCLegends盤はチョット音が悪い
レア度 ★☆☆ 探せばまだ見つかる

ジャケットも音質も下記の方が良いです。

同じ演奏ですが、マスターの状態が悪いのかなぜか音が悪いです。