たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ラクマニノフ 交響曲第1番 : ロジェストヴェンスキー / モスクワ放送響(1990L)


出典: allmusic.com

演奏 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団
(Gennady Rozhdestvensky/Moscow Radio Symphony Orchestra)
録音 Russian Revelation / 1990Ⓛ / Stereo
演奏時間 13:46 7:35 9:10 11:41 合計: 42:12


土埃舞う風景がぴったりな演奏

あまりラフマニノフを録音しなかった、ロジェヴェン先生の貴重なラフマニノフ交響曲第1番です。
私はラフマニノフ交響曲の中で第1番が一番好きだったりします。(変わり者?)

この田舎臭いというか土臭いというか、野暮ったい感じが良いのですよね。これ初演時の指揮グラズノフが酔ってなかったら、成功していたという話もありますが、さもありなん。

他の指揮者だと、もう少しスッキリした感じなのですが(すヴェトラでさえ!)、ロジェヴェン先生は、思いっきり野暮ったく土臭く演奏しており、埃っぽい録音も相まって、懐かしささえ覚えるアルバムに仕上がっておりますね。

第1楽章、冒頭から粘っこく進めます。
鳴らすところは鳴らしていますが、録音が悪くて潰れ気味
第4楽章は、ロジェヴェン先生の校訂?なのかトランペットがカットされたりしている様ですが、スコア持ってないので言われれば?位で気にならないです。

最後のクドイ?終わり方と、力を入れながら抑えて鳴らしている感じも良いです。

万人には受けないと思いますが、おすすめです。

ラフマニノフ、ロマンチックで甘い曲ばかりじゃもったいないです。

評価

評 価 ★★☆ ロシアの土埃舞う荒野のイメージ?
録 音 ★☆☆ ちょっと埃っぽい
レア度 ★★☆ かなり難しいかも?

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