たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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ニールセン 交響曲第4番「不滅」:ヤルヴィ / イェーテボリ響(1993)

Symphonies 4 & 6

演奏 ネーメ・ヤルヴィ/イェーテボリ交響楽団
(Neeme Järvi/Gothenburg Symphony Orchestra)
録音 BIS / 1993 / Stereo
演奏時間 11:35 04:26 08:38 09:35 合計: 34:14


パパヤルヴィらしい、キレのあるフレッシュな演奏

ニールセンの交響曲4番「不滅」です。
ニールセンもこの曲ばかり演奏されて他の曲はなかなか演奏されませんね。他の交響曲含めてもっと聴かれても良いのになぁ〜。日本の聴衆は保守的なんですかね。やっぱり。

閑話休題

パパヤルヴィのBIS時代の録音です。この頃のヤルヴィは、シベリウスやトゥービン、ニールセンなど精力的に録音していた頃ですね。

BISの録音は当時から良いと評判で、オーディオ評論家で、スピーカ作家?の長岡鉄男氏もよく取り上げていました。

演奏の方はというと、ヤルヴィらしくキレがあり若々しく、豪快で気持ち良い演奏となっています。
ティンパニの掛け合いも気持ち良くスカッとします。
パーヴォはちょっと頭で考えすぎな面がありあすが、パパヤルヴィは、万年青年なフレッシュさが良いです!

第一楽章、冒頭からメリハリつけて早目のテンポで、前のめりで緊張感のある演奏、弱音でも緊張感保って、ブラスが出るところではテンポ落としたりして、相変わらず上手いです。
第二楽章、リズミカルで可愛らしい感じ
第三楽章、ヤルヴィらしい早めのテンポですが、こちらもハリがあり力感のある演奏
第四楽章、前楽章からアタッカで入り勢いのある演奏。途中のティンパニも気持ち良い。


ヤルヴィというと大音量一辺倒の爆演というイメージがついていますが、基本がしっかりしているのでそういった感じはちょっと違うかな〜と思います。細かいテンポの出し入れがとても上手く聴かせ上手だと思っています。
(大好きな指揮者なので…)
一般的な名演というと違うかもしれませんが、私は好きな演奏です!

評価

評 価 ★★★ 思い切りよくフレッシュで若々しい!