演奏 | クラウス・バンツァー(Cond) / クリスティアーネ・ベーン&マティアス・ヴェーバー (Pf) (Claus Bantzer(Cond) / Christiane Behn & Mathias Weber(Pf)) |
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録音 | Musicaphon *cl* / 2008Ⓛ / Stereo |
演奏時間 | 19:11 9:05 10:17 5:02 31:31(7:44 7:52 15:55) 合計: 75:06 |
ベーン編曲による2台ピアノ版
ベーン編曲による2台ピアノ版です。
ヘルマン・ベーン(1859-1927)は、マーラーと同世代の作曲家とのこと。
本当は、シェーンベルクの私的演奏協会的な編曲*1が一番好きなのですが、第2番はそういった編曲はないのかな?
色々編曲しているクラウス・ジーモンの編曲版もまだなさそう。
第1楽章、ピアノの特性故か指揮者の指示かわかりませんが、間が足りなくフレーズが切り詰められていて一本調子に聴こえちゃいます。冒頭の弦はやっぱりピアノだと無理あるなぁ〜
2台が同じ音量で弾いているので余計にごちゃっと聴こえる箇所もあり、カオス…
健康的な第1楽章
第2楽章、第1楽章程違和感は少ないかな?でもやっぱり一本調子でラジヲ体操みたいに感じる箇所も…
第3楽章、曲調もあいまってダークな感じも出てチョット良い感じ。この楽章は表情付けも濃くて良いです。
第4楽章、アルトが入ってくるので歌曲そのまんまで違和感は少ないかな?アルトの声は暗めなのは良いとしてもチョット一本調子(こればっかり書いている汗)
第5楽章、冒頭からして抑揚がなくて迫力が…(岡城さんのテンションの高さから比較すると…)途中盛り上がる所もやっぱり全部同じ音量なので…うーん。
合唱は少ない人数でスッキリとしていて好みです。ソロも含めてかなり健康的
コーダもチョット尻切れ状態
全体的に、指揮者?演奏者?編曲?どれが要因かかわかりませんが、巨人の岡城さんのピアノ版のハイテンションな演奏と違って一貫して一本調子な感が否めず、途中で飽きてきちゃいました。
でもこれが好きって方も居そうではあります。
評価
評 価 | ★☆☆ | ピアノ版が云々というより、一本調子で… |
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レア度 | ★☆☆ | まだ中古でも手に入るかな? |
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