蓄音機ネタばかりですみません。
蓄音機自体はコロンビアがあるので、Thorens Excelda は錆落としたり一通りバラして綺麗にする事にして作業中です、
分解
蓄音機は構造が比較的シンプルで、ネジ止めが多いので分解の難易度はそれほど高くないです。
ただ、ネジが錆びていて固着しちゃっているところも多く、脆くなっているネジも多いので慎重に作業する必要があります。
順調にバラしていたのですが、アームの根本のネジ1本だけどうしても回らない。
ここが一番錆びも激しくて、一旦錆びを落としてからリトライする事に。
錆び落とし
とりあえず、長年放置されていた為、そこかしこに錆が出てるので、お酢に1時間浸けてブラシで掃除してみましたが、思ったほど取れず…
クエン酸液に一晩浸けてこすると大分綺麗になりました。
取れなかったネジ
アーム土台の取れなかったネジですが、錆びを落としても回らず、仕方ないので慎重に回したら、回った!と思ったのも束の間、ネジが折れちゃいました。
あぁ〜しまった。
折れた物はしょうがないので、残ったネジをペンチなどで回らないか色々チャレンジしましたが固着しちゃってダメ。
片側を削ってみましたが、全く動かない。
ネジに穴開けてボルト抜きも試しましたが×
抜くのは諦めて、ネジに開けた穴をそのまま貫通させて、新たにM2でねじ山切る事にしました。M2ならオリジナルのネジも一応ピッチあっている様でしたので、
古い欧州の機械なので今のメートルネジと微妙に異なっているのですよね。スイス製なので、インチでは無いと思うので、古いSI規格?ネジ交換しようとホームセンター行きましたが、全然揃わず、ウィットネジだけドンピシャのが手に入りましたが…