何故か?ビクターの蓄音機の Victrola J2-12 が我が家にやってきました💦
さらに、HMVやVictorの商標として有名なニッパーくん(ビクター犬)の置物も
Victrola J2-12
もともと、Victrolaの蓄音機は下記で記載していた通り、J2-7 が気になっていたのですが、物がなかなか出てこないのと、出てきてもお高い?ので、ひとまず別機種のジャンクでも良いので試してみたくて買っちゃいました。
J2-12 とは?
日本ビクター創立10周年記念モデルだそうです。
木製ホーンですが、広がりがちいさい箇所は、ホーンの上部も囲ってありますが、後半広がった箇所は中板がホーンの上部代わりな作りとなっています。
それでも金属ホーンが途中で終わっちゃっているコロンビアよりは広がりが素直な感じですね。
なかなかの音の様です。
J2-12 の写真
古物(よく言えばアンティーク)なジャンクなのである程度汚れているのは覚悟してましたが、コロンビア以上に汚くて、何度拭いても雑巾がまっちゃちゃになります。
今回は業者から買ったのですが、簡単な清掃もしていない様です。
あと、浪曲?のSPが何故かついてきました…
ニッパーくんのイラストは可愛いですね。
シングルゼンマイの故か、全体的にコンパクトな印象で重さも軽いですね。
サビがかなりひどい箇所が、ハンドルも赤錆がすごい。
針ケースは1つ欠損、サウンドボックスは付け根のゴムが歪んでおり、本体も歪んじゃってます。
アームの付け根もガタガタでゆるゆる。
試聴
出品時の説明では、針を下ろすと回転が止まるとの事で期待はしていませんでしたが、結果は問題なく再生できました。
ゼンマイの巻くのも軽くて、モーターの調子は良さそう。
サウンドボックス崩壊
本体は一応うごくのでやばそうなサウンドボックスから分解しはじめました…
ダイキャストのフレームは、素材が悪いのかボロボロで歪んでひび割れています。
カバーはねじが足りないのを無理やり嵌め込んだらしく、歪んじゃっています。
取り付け部のゴムは、伸びちゃって形が変に。
慎重にネジを外して、分解進めます。
トンボと振動板、ネジで止まっているのかと思ったら、接着剤溶かしたらそのままぽろっと振動板とトンボが取れちゃって、振動版に穴が orz…1
そのまま一応分解進めると、トンボを固定する為のビンをフレームから外したら、そのままフレームが取れちゃった orz…2
この状態になったら再起不能なので、分解しなくて良いのですが、一応後学の為に、分解進めます。
ダンパーのゴムは振動板とくっついちゃっているので、ツールクリーナーで慎重に外しました。
オルソフォニックは、コロンビアのNo.15と比較してかなりシンプルですね。
届いた初日に再起不能になりました。
幸い?Thorens Exceldaのサウンドボックスは健全なので、そちらを隙間調整して嵌めれば、SP盤は聴けそうです。
ニッパー
もともとビクター犬ことニッパーくんは好きだったのですが、ビクターの蓄音機手に入れるという事で、中小の2つフリマで購入しちゃいました。
犬って耳立てて、首傾げたりしますよね。可愛いです。
もっと大きいの欲しくなっちゃいますが、置く場所が…