少し前に擬似ステレオ化の記事を記載しました。
スタジオ録音だとこれだけで大分聴きやすくなりますが、放送ライブ録音物だと、AMラジオ並みか以下の音質の物があり、もう少しどうにかならないかと思っていた所、擬似ステレオ記事を参考にさせて頂いたブログにて、擬似ハイレゾ化の記事も発見。
無い高音部をどう再現するのかと思ったら、ゲインを大幅にアップさせサチらせて、ディザリングノイズを使うという目から鱗の方法でした。
ちょっと手間はかかりますし、HDDの容量も沢山使いますが、手順にそってやってみました。
元ソースは、シューリヒトのブラームス交響曲第2番の第4楽章
変換前のスペクトル
変換元ファイルのスペクトル表示です。この録音は年代にしてはかなり優秀でかなりクリアな音質です。
スペクトル表示でも綺麗に20k付近まで伸びてますね。
変換後のスペクトル
参照したブログの手順で、96k / 24bit で出力したファイルです。
20khz より上の音域が付与されているのがわかるかと思います。
20khz 付近のスキマはわざとっぽいです。聴感上はまったく気にならないです。(もともと人は20khz はほとんどの人は聴こえないですしw)
Macでもリアルタイムなスペアナが有ればキャプチャするんですが、未だ探していないです。