たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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サウンドボックスとコロムビアG-50

だんだん蓄音機のブログとなりつつある今日この頃。

ビクトローラJ2-12は、サウンドボックスが到着後即崩壊してしまったので、とりあえず聴ける様にする為に、オクやフリマで、サウンドボックス探しますが、ビクター用はなかなか出ず、出ててもちょっとお高いので、とりあえず、コノムビア用のサウンドボックス2つ購入してみました。

tamahi-channel.hateblo.jp
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入手したサウンドボックス(歌口)

Columbia No.8とNo.29

Columbia No.8?

オクで700円前後で落札。
コロムビアサウンドボックスは、No.9やNo.15が名機として有名ですが、No.8らしいサウンドボックスは、人気が無く1000円未満で購入できました。

早速分解してメンテナンスと思いましたが、バックカバーが嵌め込みになっていて、経年のサビや汚れ、ダンパーゴムの劣化などで固着してしまって全然開かない。

振動版までたどり着くのは諦めてその他のメンテナンスだけしました。

そのままでは、Victrola J2-12 の口には緩いので、自己融着テープ巻きつけて隙間調整して接続して音出ししてみました。

最初はアーム部が固すぎて音飛びしまくりましたが、調整してなんとか再生できました。

音量が小さめで、低音も高音もあまり出てない感じで音が丸い。

Thorens Excelda のサウンドボックスの方が音量も出て、高音も低音も出てはっきりした音に感じます。

Columbia No.29

Columbia No.29は、戦後の製品に使われていた物らしく、他のサウンドボックスと比較して100g未満と軽量で、そこそこ音が良いらしい。

フリマで見つけたので購入したのですが、届いて開封したらアームが振動板突き抜けて貫通して5mm位の穴空いている〜

アームに針つけたままでしたが、梱包時にテープ貼る時に引っ張り過ぎた為に、過度にアームに力かかって貫通してしまった模様。
さらに板とアームは通常ネジで止めてあるのですが、針金がハンダ付してあるよくわからない物でした。

一応ハンダ除去して針金も外し、一旦バラバラにしてメンテナンスしました。
振動版の穴は、ボンディックで無理やり補修して、アームとも取り付けました。
ダンパーゴムはカチカチの棒になっていたので、新しいゴムに交換して再組み立て。

こちらもそのままだと、Victrola J2−12 のアームにはゆるゆるなので、自己融着テープで調整して接続して試聴

音飛びが酷い…。No.8はアームとの接続部にゴムである程度首振る様になっていますが、No.29はプラスチックのバックカバーのみなので、盤の偏心についていけずに、音が飛ぶみたい。

他のアルバムで試したところ再生できました。
こちらはNo.8と比較して振動板が大きい為か低音もよく出ていて抜けも良い感じ。

Victrola純正のサウンドボックスが一番合うとおもうので、聞いてみたいです…

Columbia G-50

コロンビアの蓄音機G-50という型番の商品。戦後に作られたかなり小型の蓄音機で、一番最初に欲しかった蓄音機となります。

コンパクトで音が良ければ、それが場所取らずに良いし、生来小さいもの大好きなので。

ジャンクで見つけて思わず手に入れてしまいました。

届いての第一印象はちっさ!

Columbia G-50とVictrola J2-12の比較

ジャンクでしたので、想像していましたが、サウンドボックスなし、ゼンマイ回すハンドルもなし、自動開始・停止も動作せず。
本体とのネジもところどころなくなっている。

サウンドボックスは、Columbia No.29が接続できるはずですが、アームの取り付け口に、Victrolaのサウンドボックスのアダプタが無理やり嵌め込まれていて全然取れない。

どうやって取ろうかな?

ゼンマイのハンドルはないですが、鉄のパイプや棒を加工すればいけそうな気がします。

自動開始・停止装置は、Eリングとスプリングワッシャーがあれば復活できそう。

と思っていたら、同じ世代の製品のG-51も部品取りで見つけてしまって悩み中。
2こ1でどちらかの完全体ができそう。
G-51はホーン開口部が奥ではなくフロントにある変わった機種
サイズはG-50より若干大きい位なので、こちらも小型な部類ですね。


出典: 蓄音器について

どないしょ