たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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マーラー 交響曲第10番(カステレッティ版): ヨン・ストゥールゴールズ&ラップランド室内管弦楽団(2017)

Mahler: Symphony No. 10 (Arr. M. Castelletti for Chamber Orchestra)

演奏 ヨン・ストゥールゴールズ&ラップランド室内管弦楽団/
( John Storgårds / Lapland Chamber Orchestra)
録音 BIS / 2017/ Stereo
演奏時間 25:34 11:21 3:53 12:51 23:25 合計: 77:04


カステレッティ補完の室内オーケストラ版

こちらのブログはクラシックの盤のレビューだったと、思い出し?たので、マーラーの編曲版のレビューの続きですw

だいぶ前にピアノ版を記載しましたが、今回は室内オーケストラ版という事で、編曲好きなので飛びついた私です。

ピアノ版はクック版をベースにしていましたが、こちらはカステレッティが補筆完成した版という事のようです。

BISですので、録音がとても良くて気持ち良いですね。

第1楽章は、とても密やかで抑えめな感じです。グリッサンド?が特徴的で面白い。ストゥールゴールズ指揮なので、もっとアグレッシブな感じかと思いましたが、優しい感じ
若干オケが薄い気もしますが、それほど気にならない感じですが、流石にフォルテでは他の版と比べると違和感が
第2楽章、弦主体で柔らかくてマーラースケルツォっぽくない
第3楽章、おどろおどろしいというか滑稽さというか、そういうのは薄くてとても健康的。テンポも早く強弱も控えめで物足りない。
第4楽章、とてもゆったり、まるい響きで、スケルツォ?って感じです。
第5楽章、冒頭のバスドラは良い感じ、ピアノが使われていますが、ドラも含めて映画音楽みたい。

ストゥールゴールズなので、もっと厳し目な演奏を期待?していましたが、補筆の為かなんだか芯のない柔らかい印象の演奏で、マーラーを聴いた感が少なくて、物足りない。

私的演奏協会の編曲があればな〜

評価

評 価 ☆☆☆ 補筆として△、室内オーケストラアレンジと見ても…
レア度 ★★☆ もうCD売ってないのかな?