たまひの蝸牛…

クラシックの演奏の感想中心に記載しています。良い悪いではなく好き嫌いでの評価ですので参考にならなかったらすみません

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取得したLPのメモ

その後もポツポツLPは手に入れております。
基本オクで見つけたものを購入している感じです。

ボールト、ニュー・フィルハーモニア ホルスト/惑星

有名なロンドンフィルの前に録音された盤、こちらの方が元気があって好み

フランソワ ショパン/ピアノ協奏曲第2番、シューマン/ピアノ協奏曲

フランソワ流なくずし?が、良いですね〜

ボールト エルガー 交響曲第1&2番 2LP 優秀録音盤

ボールトのエルガーこれも3回録音されている中間の録音でLPでしか聴けない盤

バルビローリのアイアランド、バックス、ディーリアス作品集

ディーリアスはバルビローリがやっぱり良いですね〜

バーンスタイン/ジュリアード弦楽四重奏シューマンピアノ5重奏曲

有名な盤、LPで聴きたくて購入

バルビ、トリノ放送響、マーラー9番

有名なベルリンフィル盤ではなく、イタリアオケとのライブ、LPだと全楽章ステレオで聴けます。ライブらしく熱い演奏

HORTENSE VON GELMINI(ジェルミニ)、ブルックナーヌルテ(0番)

初期ブルックナーの演奏で一番好きなもの、CD-R盤やDLは持っていましたが、LPずっと探してました。
偶然通販店に出ていて、ゲット!

ハイキン、グラズノフ交響曲3番

ハイキンやラフリンなど、少し古めなロシア指揮者の録音はかなり手に入りにくくなっています。
CDは特に難しいか、見つけても高額に。
LPだとまだ見つけやすいので探していました。
ヴァインベルクや、ミャスコフスキー、他のグラズノフも揃えたいです。

マーラー 大地の歌(シェーベルク&リーン編曲、室内アンサンブル版): ヘレヴェッヘ / アンサンブル・ミュジック・オブリク(1993)

マーラー:大地の歌(シェーベルク&リークの室内管弦楽編)

演奏 フィリップ・ヘレヴェッヘ / アンサンブル・ミュジック・オブリク
(Philippe Herreweghe / Ensemble Musique Oblique )
録音 Harmonia Mundi / 1993 / Stereo
演奏時間 8:13 9:25 3:51 7:31 4:47 28:56 合計: 62:43


ピリオドかつ室内アンサンブル版の大地の歌

マーラー編曲シリーズ、やっと大地の歌まできました。

蓄音機ばっかり弄っているからなんですが…

大地の歌の、室内アンサンブル版です。
こういった編曲版の本家?のシェーンベルクによる未完の編曲をリーンが完成させて版による演奏で、フルオケの曲から、13人の演奏者にまで減らした版になっています。

演奏は、ピリオド系かつ古楽がメインのヘレヴェッヘ指揮、ピリオド系のオケのアンサンブル・ミュジック・オブリク、アルトは、ビルギット・レンメルト、テノールは、ハンス・ペーター・ブロホヴィッツ

私の大地の歌の刷り込みは、ワルター&VPOの52なので、これが基準になっちゃっています。

第1楽章、穏やかな感じの入り、鄙びた感じですね。あまり無常感感じるより、純音楽的な感じ、ブロホヴィッツは明るくて伸びやかでニヒルな感じは皆無でイメージとちょっと違うかな?
中間とかは美しく感じます。
第2楽章、ゆったりめのテンポで、歌を引き立てる感じの演奏、レンメルトは落ち着いた声でなかなか良い。もう少しメリハリある方が好みですが…
第3楽章、CMでも使われた有名な楽章、かなり遅めなテンポ。ここでのブロホヴィッツは、違和感少ないかな?ちょっと遅すぎる気も
第4楽章、ここも遅くて重い。古楽系の人はテンポ感が早めで歯切れが良い印象なんですが、ヘレヴェッヘは重いですね。
第5楽章、ここも重いけど、それほど違和感はないかな?ブロホヴィッツは相変わらず明く健康的。
第6楽章、曲の半分くらい締める長大な楽章。オケとアルトの音量バランスが…ワルター盤とかだと最初暗くて、最後は美しく天国的な感じになるのですが、終始おっとり寂しい感じで変化がなくて、ちと退屈に

全体的に、おっとり平板な演奏に感じて、ちょっと退屈にかんじちゃいました。アルト、テノールもちょっと明るすぎるかな〜

編曲は、本家のシェーンベルクベースなので好みです。この編曲何枚も聴いて、手元にオクサリス、リノス・アンサンブルと持ってますが、どれもしっくりこず。

好みの演奏が出るのを待っている状態です。

評価

評 価 ★☆☆ 編曲は○、演奏はもう少しテンポ良くメリハリがあれば…
レア度 ☆☆☆ 普通に売っています

Thorens Exceldaその後

Thorens Excelda ですが、相変わらず粛々とギヤを作成しては調整して、リセットしてを、賽の河原の石積み の様に繰り返しています。

tamahi-channel.hateblo.jp
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及第点でこれで諦めるか?という感じまできましたが、世の中のyoutubeでの再生動画見ると、やっぱり諦めつかずにしつこくやっています。

www.youtube.com

ちゃんと鳴れば、このサイズから想像できない大きな音で再生してくれるんですよね。

なお、蓄音機修理してくれる業者や、ゼンマイ式時計(内部の構造が蓄音機と一緒)を修理してくれる業者に、問い合わせフォームから質問してみましたが、返答が全くありません。

1つからパーツを作ってくれる、ワンオフJPというサイトも問い合わせてみましたが、斜めのギヤ(はずば歯車、ヘリカルギヤ)は対応していないと回答がありました。

1-off.jp

ココナラで3Dプリンタで作ってもらうのも考えましたが、図面書けないしな…
どこか蓄音機のギヤ作ってくれるところないかいな。

蓄音機:ビクターのオルソフォニックを手に入れた(でも又ジャンクw)

またまた蓄音機、ソースは増えないのにハードばかり増える状況

サウンドボックス(レコードプレーヤーで言えばカートリッジ)まともな状態の物がひとつもない状態です。

  • J2-12に付いていたサウンドボックスは崩壊、振動版にも穴が空いて居た。
  • ジャンクで買った、コロンビアのNo.8は裏蓋開けるのを失敗して崩壊。サウンドボックスも傷んでました。
  • コロンビアNo.29は使えるはずのものだったはずだが、届いたら振動板に穴が空いて居た。

tamahi-channel.hateblo.jp

で、性懲りも無く、サウンドボックスとしては評判の良いオルソフォニックのジャンクが出て居たので購入してみました。

取り付け部のゴムがなく、トンポが周りが何故か接着剤?で固まっているもの。

ORTHOPHONIC
カバーがついた状態のサウンドボックス
ORTHOPHONIC
カバーを外した状態にするとよく見る形が
ORTHOPHONIC
裏側、ダイキャストが劣化気味、取り付け部のゴムなし

とりあえず分解してみた

トンボ周り

トンボ(アーム)部は、説明の通り何かで埋まって居たので、溶剤試しましたが、効果なし。
あれ?と思ってカッター使ったら削れたので、カリカリ削ってとりのぞきました。

軸受部は、溶剤で黒い接着剤が取れたのでみてみると、片側ベアリングのボールが1っこもない。orz...
ワッシャーの順番も変だし、蓋となるはずのゴムワッシャーも無い(だから接着剤で蓋してた?)

さいわい?コロンビアNo.8のボールがあるので、それを流用する予定。
蓋のゴムワッシャーは、ちょうど良い大きさのOリングが売って居たのでこれを使う予定

カバー

本体に乗っかる様にカバーが付いていますが、ネジ4本外すだけで簡単に外れました。
金属の網とフェルトと枠、こちらの状態はとても良い感じです。

裏蓋と振動版

問題の裏蓋、最初どう開けるかわからなかったのですが、裏蓋の外側のリング状になっている箇所に、ーの溝があり、ここにドライバー突っ込んで、回したところ、ネジの要領で回すと外れました。

ダイキャストで脆くてヒビも入っているので、ヒヤヒヤ。
裏蓋外れたのですが、ダンパーは見当たらない。

試しに虫ゴム入れてみましたが、蓋が閉まらないw
調べると本来は厚紙っぽい物が入っている模様。一旦ここは保留して軽く掃除して蓋を閉めます。

振動版の状態は穴もサビもなく、一部歪んでますが概ね良い状況です。

色々と調べるとこのサウンドボックスも中々優秀らしいので、是非復活させて音聴きたい

マーラー 交響曲第10番(カステレッティ版): ヨン・ストゥールゴールズ&ラップランド室内管弦楽団(2017)

Mahler: Symphony No. 10 (Arr. M. Castelletti for Chamber Orchestra)

演奏 ヨン・ストゥールゴールズ&ラップランド室内管弦楽団/
( John Storgårds / Lapland Chamber Orchestra)
録音 BIS / 2017/ Stereo
演奏時間 25:34 11:21 3:53 12:51 23:25 合計: 77:04


カステレッティ補完の室内オーケストラ版

こちらのブログはクラシックの盤のレビューだったと、思い出し?たので、マーラーの編曲版のレビューの続きですw

だいぶ前にピアノ版を記載しましたが、今回は室内オーケストラ版という事で、編曲好きなので飛びついた私です。

ピアノ版はクック版をベースにしていましたが、こちらはカステレッティが補筆完成した版という事のようです。

BISですので、録音がとても良くて気持ち良いですね。

第1楽章は、とても密やかで抑えめな感じです。グリッサンド?が特徴的で面白い。ストゥールゴールズ指揮なので、もっとアグレッシブな感じかと思いましたが、優しい感じ
若干オケが薄い気もしますが、それほど気にならない感じですが、流石にフォルテでは他の版と比べると違和感が
第2楽章、弦主体で柔らかくてマーラースケルツォっぽくない
第3楽章、おどろおどろしいというか滑稽さというか、そういうのは薄くてとても健康的。テンポも早く強弱も控えめで物足りない。
第4楽章、とてもゆったり、まるい響きで、スケルツォ?って感じです。
第5楽章、冒頭のバスドラは良い感じ、ピアノが使われていますが、ドラも含めて映画音楽みたい。

ストゥールゴールズなので、もっと厳し目な演奏を期待?していましたが、補筆の為かなんだか芯のない柔らかい印象の演奏で、マーラーを聴いた感が少なくて、物足りない。

私的演奏協会の編曲があればな〜

評価

評 価 ☆☆☆ 補筆として△、室内オーケストラアレンジと見ても…
レア度 ★★☆ もうCD売ってないのかな?